最近フリーランスが流行っているけど、夫婦でフリーランスになるのはアリ or ナシ?
共倒れのリスクもあるので、どっちかは会社員の方がいいかなぁ・・・。
現役フリーランスの人の意見を聞きたい。
こんなことを考えている方へ。
本記事のポイントはこちらです。
夫婦でフリーランスのメリット・デメリット【現役フリーランスに聞きました】
本ブログでは独自に現役フリーランスに10人にアンケートを取り、
について聞きました。
アンケートの結果は次のとおりです。
圧倒的に賛成が多かったです。
アンケート対象は現役フリーランスだったので、フリーランスに肯定的な人が多かったのだと思います。
私の会社員の友人に聞いてみると、
片方がフリーランスなら、もう片方は会社員の方がいい
定時で帰れる会社で働いて、副業としてフリーランス的な活動をした方がいい
といった意見が多かったです。
【関連記事】旦那がフリーランスだったらどう思いますか?【賛成or反対/アンケート】
夫婦でフリーランスになることのメリット
夫婦でフリーランスになることのメリットを整理しました。
働く場所や時間を調整しやすいので、夫婦や子どものために時間を使えそうという意見が多かったです。また、お互いがフリーランスだと価値観や仕事観を共感できて良さそう、という意見もありました。
メリット①:時代に即した働き方ができる
(30代/フリーランス4年目)
私の旦那は古い企業で働いているので、「令和の時代になってもまだこんなことしてるのか」と思うことがたくさんあります。
「今の時代こうなんだよ」と言ってもなかなか話が通じないところがあるので、お互いにフリーランスであれば今の時代に即した働き方や価値観のすり合わせがしやすいです。
メリット②:ワークライフバランスが上手く取れる
(20代/フリーランス1年目)
今の時代、身体だけでなく心も大切にしたり、家族との時間を大切にしたりする働き方が評価されています。
そう考えると、夫婦ともに時間や仕事量を自由にコントールできる状態は魅力的です。
メリット③:夫婦で過ごす時間を増やせる
(60代/フリーランス3年目)
フリーランスは、仕事をする場所や時間などを自分本意に決めることができます。
したがって、夫婦として一緒に過ごすことが出来る時間が増えるので、夫婦生活をより一層充実しエンジョイすることができます。
メリット④:家事を協力できる
(40代/フリーランス30年目以上)
夫婦でフリーランスで働くと、お互いの時間を自由に合わせることができます。
お互いの仕事への理解もあるので、協力して家事や家庭を運営できます。
メリット⑤:子どもや家族と旅行がしやすい
(30代/フリーランス4年目)
子供や家族との時間は大切にできます。
たとえば、家族旅行のスケジュールは会社員と比べても調整しやすいです。
メリット⑥:子ども中心の生活ができる
(40代/フリーランス5年目)
フリーランスは自分のペースで働くことができるので、子どもが小さい間は子どもに合わせた働き方ができるのが魅力的です。
メリット⑦:フリーランスの喜びや苦難を分かち合える
(40代/フリーランス5年目)
仕事の楽しさや魅力、逆にフリーランスならではの仕事の辛さや大変さなど、お互いにフリーランスの嬉しいことや辛いこと、苦しいことについても分かち合えることが素晴らしいです。
フリーランスとしてお互いを尊重し合えると思います。
【関連記事】フリーランスのメリットまとめ【現役フリーランスに聞きました】
夫婦でフリーランスになることのデメリット
夫婦でフリーランスになることのデメリットを整理しました。
収入が不安定なのでお金の不安が常につきまとう、という意見が多かったです。また、会社員と比較した時の福利厚生の弱さ、社会的信用の低さ、社会保障の少なさを懸念する声もありました。
デメリット①:フリーランスの働き方に社会の仕組みがついていっていない
フリーランスは時代に即した働き方ではありますが、社会の仕組みがまだ追いついていません。
特に社会保障の面で会社員と比べて随分と差があります。二人ともフリーランスだと、国の公的制度を十分に受けることができないリスクがあります。
デメリット②:夫婦ともに収入が安定しない
妻も夫もフリーランスだと、家計全体の収入が安定しません。
双方とも毎月コンスタントに安定して稼げている場合はいいですが、そうでなければ家計管理が大変になります。
デメリット③:ふりたりとも収入減になると逃げ場がない
夫婦が同時に収入が無くなってしまう可能性はゼロではありません。
こうなると逃げ場がないです。
フリーランスは自由度が高い反面、常にそうした不安を抱えています。
夫婦のどちらかが一般企業で働いていれば、こうした不安はある程度解消されます。
デメリット④:ローンを組めないのは大変
車の購入やマイホームの建築、急にまとまったお金が必要な時があると思います。
そんな時、フリーランスはローンの審査が厳しいです。
片方が会社員ならどうにかなりますが、両方がフリーランスの場合はどうしようもありません。
どちらかが助けるということができないのです。
デメリット⑤:同業種だとライバル心や嫉妬心が起きて夫婦仲が悪化しそう
同種のフリーランス同士なら、仕事に関してライバル心や嫉妬心が起きて夫婦仲が悪化する危険性があります。
繁忙期など、心に余裕のない時期には注意が必要です。
また、勤務時間が決まっていないため、ずっと仕事をして家庭を疎かにするリスクもあります。
料理や掃除、子育ての分担について喧嘩することも考えられます。
【関連記事】フリーランス1年目で辛かったこと【現役フリーランス15人に聞きました】
現役フリーランスの筆者としては、夫婦でフリーランスになることには反対
本サイト「フリーランスの道具箱」の管理人は、2023年時点でフリーランス4年目です。
主にECコンサルやエンジニアとして仕事をしています。
夫婦でフリーランスになることには反対
個人的には夫婦でフリーランスになることには反対です。
理由は、
からです。
毎年数千万円程度の収入があって、しっかりと投資を行い安定した資産があるなら話は別です。その場合は、夫婦でフリーランスになることには賛成です。
ただ、多くのフリーランスの場合、年収は数百万円〜1000万円程度だと思います。これくらいの金額だと、リスクが大きいなと思っています。
【関連記事】フリーランス1年目の年収(収入)を現役フリーランスに聞きました
夫か妻のどちらかがフリーランスなら賛成
夫か妻のどちらかがフリーランスならば、もう一方は会社員がいいと思っています。アンケートの回答でも見受けられますが、フリーランスはローンや各種審査で難儀します。社会的な信用がないからです。
なので、どちらかが会社員として働き、安定的な収入と福利厚生と社会的な信用を得るのが良いと思っています。私はまだ独身ですが、もし結婚するとしてもフリーランスの人とはしないと思います。
【関連記事】フリーランスママの本音に迫る!【メリット・デメリット・1日の流れ】
【アンケート結果紹介】夫婦でフリーランスになることに賛成か反対か?
本ブログでは独自に10人の現役フリーランスにアンケートを取り、
ついて聞きました。
10人の回答を順番に紹介します。
Sさん(女性/30代/編集者/フリーランス4年目)
お名前 | Sさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 30代 |
職種 | 編集者 |
フリーランス歴 | 4年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【賛成】
私の旦那はいわゆる昔の国営企業で働いているので令和の時代になってもまだこんなことしてるのか、と思う自分がたくさんあります。
今の時代こうなんだよと言ってもなかなか話が通じないところがあるので、お互いにフリーランスであれば今の時代に即した働き方や価値観のすり合わせができるだろうなと思いました。
また自分の実力でお金を稼ぐということは定年などないのでいつまでも自分の力で働けるっていうのは本当の意味での自立だと思っています。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
時代の流れを肌感覚でつかむことが出来そう。
お互いにその仕事のプロとして働いていると、その業界の最先端の情報が手に取るようにわかるので普通に働いているよりも何倍も社会の流れについて詳しくなりそう。
先見の明がつきそう。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
フリーランスというのは勤務実態が見えずらいので、子供が生まれた時に保育園などに入るのが大変だという話を聞いたことがあります。
フリーランスは時代に即した働き方であるとは思いますが、社会の仕組みが、まだまだそれに追いついていないなという思いがあります。
Nさん(男性/20代/ライター/フリーランス1年目)
お名前 | Nさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 20代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 1年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【賛成】
人生は仕事だけではなく、それ以外のこととのバランスが大切だと考えます。そのため、お互いに時間が柔軟に使える形で働ける、フリーランスの形を双方があるというのは理想的であると考えます。
給与面での安定性や、作業場の確保などメリハリの付け方含めて課題は多いとも感じます。
しかし、今の時代、身体だけでなく心も大切にできる、家族との時間を大切にできる、そう言った働き方が重要であると考えられます。
それゆえ、時間の融通というのが最も優先度の高い事項であると考え、選択しました。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
間違いなく、時間の融通が効きやすいという点にあると考えられます。
また、仕事量を調整しやすいというところもメリットであると考えられ、ワークライフバランスが上手く取れると考えられます。
それゆえ、生活にもハリが出るのではないでしょうか。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
収入が安定しない可能性が高いという点です。
さらに、社会保険など、会社勤めであれば得られるであろう福利厚生面について得られないという点もデメリットと考えます。
また、一定程度のスキルと収入がないとローンなども組みにくくなるかもしれません。
Rさん(男性/60代/ライター/フリーランス3年目)
お名前 | Rさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 60代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 3年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【賛成】
実は私たち夫婦は、お互いにジャンルは違っていますがフリーランスとして仕事をしています。
私はフリーライターとしてクラウドソーシングを利用した活動をしていますし、家内はトールペイントを主体とした創作活動をしています。
共に60代ですが、それぞれがお互いに収入源を持っているので、老後の生活を考えると安心感が持てます。
夫婦でフリーランスとしてある程度の経済的な基盤を持っていれば、組織に拘束されずに夫婦の時間を有効的に活かすことが出来るというメリットがあるかと思います。
とくに、先行き不安な年金生活者にとっては、夫婦共々フリーランスとして何らかしらの収入があるということは、心強いですし、年老いて企業で働くと言う精神的なストレスからも解放されます。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
お互いが持っているスキルにもよりますが、融通性の高いスキルであれば、組織に所属して仕事をする場合とは違って、仕事をする場所や時間配分などを自分本意に決めることができます。
したがって、夫婦として一緒に過ごすことが出来る時間が増えるので、夫婦生活をより一層充実しエンジョイすることが出来ます。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
フリーランスとして請け負っている仕事は、その殆どが景気によって影響を受け易いことが懸念され、夫婦が同時に収入が得られなくなってしまうという状況が考えられます。
フリーランスは融通性がいい半面、常にそうした不安を抱えています。夫婦のどちらかが一般企業で働いていれば、そうした不安はある程度解消されます。
Kさん(女性/40代/ライター/フリーランス30年目以上)
お名前 | Kさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 30年目以上 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【賛成】
フリーランスは一生働けるのがよいところです。
自分の能力さえあれば、場所や時間にも縛られないので、海外にすんでいても、家族がいてもどのような環境の変化があっても働き続けることができます。
特に女性の場合、家族の都合で離職を余儀なくされる人生の局面が多いと思いますが、フリーランスならそういった心配はまったくいらないです。
また、男性の場合でも同様です。ですので、二人とも同じ環境で働けるなら、それにこしたことはありません。お互いにサポートできると思います。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
夫婦でフリーランスで働くのは、お互いの時間を自由に合わせることができるので、一緒に過ごせる時間が多いのが最大のメリットです。
お互いの仕事への理解もあるので、協力して家事や家庭のこともできるのでとてもうまくやっていけると思います。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
デメリットとしては、やはり経済的な不安です。
例えば、お互いに仕事が少ない時期が重なったりすると、家計の収入がないというような最悪の事態もありえます。
経済的な安定を求めるやら、どちらかは定職にあったほうがいいかもしれません。
Kさん(男性/30代/エンジニア/フリーランス4年目)
お名前 | Kさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 30代 |
職種 | エンジニア |
フリーランス歴 | 4年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【反対】
お互いにフリーランスはよくないと思います。フリーランスは収入が安定しません。自分の場合はまだ独身であるので、やりたい仕事をしておりますが、夫婦になれば正社員を目指すつもりです。
夫婦がフリーランスになるのは実力があれば話は別だと思いますが、中途半端であれば収入が安定せず、将来の子供にも悪影響を与える可能性が高いかと思います。
将来子供がいじめなどにも遭う可能性があるかと思います。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
働く時間や場所などは夫婦で自由に決めることができるので、子供や家族との時間などは大切にできるかと思います。
旅行や他のスケジュールなども一般社員と比較をしても組みやすいと思うので、それが唯一といっていいほど、最大のメリットだと思います。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
収入が安定をしないので、金銭面でずっと悩んでいくようなイメージがあります。
子供が自分の両親が安定した職についていないと知ると、それが原因で自分の子供が他の生徒にいじめに合ってしまう可能性も否めないと思います。
Bさん(女性/20代/ライター/フリーランス8年目)
お名前 | Bさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 20代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 8年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【賛成】
それぞれ1人でフリーランスとして生きていけていることが前提だが、フリーランスでも普通の会社勤務と同じように経済的に自立していれば夫婦でいることに問題がないので賛成。
仮に収入が不安定だとしても、出費を計画的に使えば問題ない。そもそも夫婦の収入を混ぜて家計としないのが今のスタンダードだと思っているので、相手の職業が会社員だろうがフリーランスだろうが関係ない。
自身がフリーランスである経験からも、フリーランスは不安定と見るより手に職があると考える。会社員よりも長期的にバランスよく働ける。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
二人で休みを同じタイミングで取りやすいので、旅行に行くなどして夫婦仲をキープできそう。
自宅にオフィスを作れば、家賃や電気代を税金控除として扱いやすくできる。
家をオフィス化することが双方のためになるので、よい家作りができる。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
やる気や仕事のペースが夫婦揃って落ちると大変そう。
仕事が上手くいかなくなった時に逃げ場がない。同種のフリーランス同士だと特に、仕事に関して変なライバル心や嫉妬心が起きて夫婦仲が悪化する危険性がある。
二人とも家で仕事をしていると、家事がおそろかになるか、分担で喧嘩しそう。
Yさん(女性/30代/リラクゼーション業/フリーランス3年目)
お名前 | Yさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 30代 |
職種 | リラクゼーション業 |
フリーランス歴 | 3年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【賛成】
働く場所や時間を自分で決める事ができれば、長期の旅行等楽しみがとても増える。
服装や髪型も自由で、好きな事を夫婦で楽しみながら生活ができるような気がする。
収入や働き方が確立するまでは苦労もするだろうが、基盤が出来上がれば色々な場所に旅をしながらでも働ける。 自由に行きたいところに行けるというのはとても憧れる。
色々と大変な面はあるだろうが拘束時間が減るというだけで、色々と世界が広がってくる。どちらか片方がそういった生き方をしていたとしても、夫婦で自由にとはいかないので結局あちこち旅には出れないので夫婦でフリーランスは憧れます。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
私の職種では場所は限られてきてしまうが、それでも時間と場所を比較的自由に自分で決める事ができる。
パソコン一つあればできるような仕事であれば、旅行中でも自宅謹慎中でも入院中でも仕事ができるのはこのご時世とても有利だと思う。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
会社員とは違い有給や補償がない為仕事ができない状態になった時に収入がゼロになってしまう。
年金を気にしなくて良い程の収入があり、iDeCo等自分でできれば良いが、厚生年金は今のところは魅力的。国民年金だけでは将来はやっていけない。
Kさん(女性/40代/ライター/フリーランス5年目)
お名前 | Kさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 5年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【反対】
私はフリーランスとして働いています。自分がこなせる案件が多いと収入は増えますが、時期によっては全く案件をこなせず収入が激減することがあり、収入が安定しないためおすすめできません。
DINKs家庭(共働きで子どもなしの家庭)ならまだしも、お子さんのいる家庭は教育資金含め支出が増えるため、旦那様か奥様かどちらかは企業に勤務して安定した収入を得られるようにしておいた方が安心感があります。
また、フリーランスだと社会的信用も低いのも弊害を感じそうです。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
フリーランスは自分のペースで働くことができるので、お子様が小さい間は体調を崩しやすいお子様に合わせた働き方ができるのでおすすめです。
また会社に通うことなく自宅や移動時間などの隙間時間を有効活用できるのもメリットです。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
案件によって業績がかわってくるので毎月の収入が安定せず、資金面での見通しが立てづらいのがデメリットです。
企業に勤務しているわけではないので、税金や保険なども全部自分で対応しなくてはならないのも面倒です。
Uさん(男性/40代/ライター/フリーランス5年目)
お名前 | Uさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 5年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【賛成】
夫婦共にフリーで仕事をするにあたって、お互いのフリーランスの仕事について評価し合える部分が最高であると思いました。
また、お互いのフリーランスの仕事が同じ業種であった場合、「こっちにはこんな仕事があるよ?」「こっちにもこんな仕事があるよ?」と言う形で、お互い自分自身の知らない仕事について共有して仕事の取り合いになっている時に、夫婦で仕事を共有し合えるようになるのが非常に素晴らしいと思える点でありました。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
夫婦でフリーランスになることのメリットについては、仕事の不規則性や、仕事がない時等、お互いにフリーランスの嬉しいことや辛いこと、苦しいことについても分かち合えることが素晴らしいと思える点です。
フリーランスとしてお互いを尊重し合えると思います。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
お互いが同じようにフリーランスとして仕事をしているので、子育てをしている時などに、急な仕事が入ったら、それぞれが協力的になって業務調整を行う必要があると思います。
Kさん(女性/30代/キャリアアドバイザー/フリーランス1年目)
お名前 | Kさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 30代 |
職種 | キャリアアドバイザー |
フリーランス歴 | 1年目 |
夫婦でフリーランスになることについてどう思いますか?
【賛成】
少なくともフリーランスになられたということは、お互いが働き方や仕事のやりがいを求めて、雇用されることよりも自身の力量や責任において仕事をしたいと思ったからではないでしょうか。
その点において会社に勤めるよりも精神的な負担が少なくなれば、パートナーと過ごす時間にも心の余裕ができそうです。
仕事が安定しないことを不安に思うこともあると思いますが、夫婦どちらもフリーランスならその状況を理解しやすいでしょうし、どちらかが大変な時はもう一人がカバーするように調整するなど、お互いの現状を把握しながら仕事ができるということは、会社勤めでお互いの会社での様子を知らない夫婦よりも助け合う気持ちが強くなるのではと思います。
夫婦でフリーランスになることのメリットを教えてください。
会社勤めよりも時間の調整がしやすく、プライベートと仕事のバランスを取りやすそう。
記念日や大切な行事、休みのタイミングなどに合わせて一緒に仕事を頑張る期間を設けたり、ゆっくりする期間を設けたりすることも可能なのではと思います。
お互いの仕事量や状況を把握できるところもメリットだと思います。
夫婦でフリーランスになることのデメリットを教えてください。
収入が不安定な分、常にマネープランと向き合っていなければならないところ。
急に引っ越す必要ができた時や、家を建てたいと思った時、急な金銭不安定が訪れた時にローンも含めて審査が難しいということになると、どちらかが助けるということも難しいと思う。
場所を自由に設定できるとしても、お互いの仕事状況がわかるため、一人になる時間が少なく、精神的に窮屈に思うこともあるのでは。
回答してくれた現役フリーランスの属性
回答してくれたフリーランスの属性は次の通りです。
職種 | ライター:6名 エンジニア:1名 キャリアアドバイザー:1名 リラクゼーション:1名 編集者:1名 |
性別 | 女性:4名 男性:6名 |
年齢 | 20代:2名 30代:4名 40代:3名 60代:1名 |
フリーランス歴 | 1年目:2名 3年目:2名 4年目:2名 5年目:2名 8年目:1名 30年目以上:1名 |
おわりに
今回は10人のフリーランスの方に、
をヒアリングしました。
メリットは次の通りです。
- ①時代に即した働き方ができる
- ②ワークライフバランスが上手く取れる
- ③夫婦で過ごす時間を増やせる
- ④家事を協力できる
- ⑤子どもや家族と旅行がしやすい
- ⑥子ども中心の生活ができる
- ⑦フリーランスの喜びや苦難を分かち合える
逆にデメリットは次の通りでした。
- ①フリーランスの働き方に社会の仕組みがついていっていない
- ②夫婦ともに収入が安定しない
- ③ふりたりとも収入減になると逃げ場がない
- ④ローンを組めないのは大変
- ⑤同業種だとライバル心や嫉妬心が起きて夫婦仲が悪化しそう
今回の記事はここまでです。