フリーランスとして仕事をしているけど、なかなか仕事に恵まれなくて困っている。
仕事がない時期を経験したフリーランスは結構多いのか知りたい。
あと、仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要かを教えて欲しい。
こんなことを考えている方へ。
本記事のポイントはこちらです。
仕事がない時期を経験したことがあるフリーランスは10人中7人
本ブログでは独自に現役フリーランスに10人にアンケートを取り、
について聞きました。
10人中7人が「仕事がない時期を経験したことがある」と回答しました。
仕事が途切れたことがなく、安定して事業を展開していたのは3人だけでした。
仕事がない時、フリーランスは何をしている?
本業で仕事にありつけないと辛いものです。
ただ、落ち込んで時間を無為に消費したり、自暴自棄になってしまってはいけません。
何か別の手段でお金を稼ぐか、スキルアップや自己研鑽に費やすべきです。
いつか「あの時は大変だった」と思い返すために、辛い時ほど頑張る必要があります。
アンケートを取ると、収入の足しにするためにアルバイトをしている人が複数いました。
また、安定的な案件獲得を目指してスキルアップやポートフォリオの作成、勉強をしている人もいました。
①アルバイトをしていた
日雇いのバイトなどをしていました。
建物のワックスがけ、窓拭きなどの仕事をしていました。
あえて長期のバイトにしないのは、もしも案件が来たらすぐに対応できるためです。
他の稼ぎ方を考える上で大事にしたことは、何かあればすぐに本業に帰ってこれる仕事に就こう、ということです。
②ポートフォリオ作成をしていた
仕事がなくて焦る気持ちをおさえつつ、スキルを身につけることに集中したり日々勉強して、とにかく実績作りやポートフォリオを作成しなおしたりしました。
③別の仕事をしていた
ちょうど家業で人手が足りなくなっていた時期でもあったため、実家の仕事の経理など経営の手伝いをしていました。
④スキルアップをしていた
仕事がない時期には、需要のある分野の勉強やリサーチをより効率よく行うための研究、タイピング速度の上げ方の研究などを行ったり、相手とのやりとりの仕方や交渉の仕方などを研究したりしていました。
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仕事がないフリーランスの特徴
仕事がないフリーランスの特徴を聞いたところ、「コミュニケーションが取れないフリーランス」という回答が多かったです。
クライアントが何を欲しているかを瞬時に察知して、オンラインでのコミュニケーションを円滑に行い、期待以上の納品を行う。
これができないと安定した案件獲得は難しいです。
特徴①:取引先が1社だけ
取引先が1社だけのフリーランスは、仕事の波が激しいです。
クライアントの都合で急に忙しくなることもあれば、全く仕事がなくなることもあります。
特徴②:体調管理ができない
体調を崩して仕事が進まないと、クライアントとしては今後の仕事を依頼しにくいです。
納期を守れないのならば、継続の依頼はありません。
特徴③:仕事が来るのを待っているだけ
ただ仕事を待っているだけのフリーランスは、仕事がない印象があります。
状況に応じて自分で仕事を取っていく気概がなければ、仕事がなくなります。
特徴④:そもそもの実績がない
人脈も大切ですが、経歴や実績がないともちろん仕事は回ってきません。
そのため、実績がない駆け出しの時期が大変です。
小さな仕事でもいいので、まずは実績をつくることが大切です。
特徴⑤:仕事の取り方が分かっていない
仕事をとってくる方法を掴めていないと問題です。
たとえば、SNSで仕事を取ることは可能なのに、それをしないケースなどが当てはまります。
特徴⑥:信用を得られていない
自信を持つことは大切ですが、自分の力を過信しすぎているフリーランスは問題です。
結局思っていたほどの成果を上げられなくて、信用を失って仕事がなくなる印象です。
特徴⑦:クライアントよりも年齢が高い
ご年配の方で、キャリアが影響して仕事がない、金額が高そう、若手からすると年配のフリーランスは扱いにくい、といった理由で仕事に恵まれない方もいます。
特徴⑧:稼働時間が限られている
全体的に納品数が少ない、あるいは月々にこなせる仕事の量にばらつきがある場合などに仕事を減らされる印象があります。
特徴⑨:コミュニケーションに問題がある
コミュニケーション能力がないフリーランスは仕事に恵まれません。
相手が何を欲しているのか理解する力がないと、安定して稼げません。
特徴⑩:中長期的な視野がない
目の前の仕事にだけ集中して、先のことを考えていないフリーランスです。
単価が高くて納期が短い、特に大きい案件にだけ集中することで、目の前の売り上げは立ちます。
しかし、中長期的な案件獲得には繋がらず、継続的なクライアントの獲得には繋がりません。
【関連記事】フリーランスの大変なところまとめ【現役フリーランスに聞きました】
常に仕事が途切れないフリーランスの特徴
仕事が途切れないフリーランスになるためには、売上の分散は必須です。
ひとつの取引先だけに依存していると危険です。
また、一番多かった意見は「コミュニケーション能力が高い」でした。
漠然としたスキルですが、確かに大切です。
相手のニーズを汲み取る力、それを整理して仕事に落とし込む力、テキストコミュニケーションのわかりやすさ、対応の丁寧さ。
具体例を挙げればキリがないですが、コミュニケーション能力が高いフリーランスには、確かに仕事が集まります。
特徴①:売上を分散している
大切なのは、1つの会社に100%頼らないことです。
仕事も投資などと同じで、リスクを分散しないといけません。
1社で100%の売上があるよりも、4社で25%ずつある方が、1社に何かあっても残りの3社でカバーできます。
特徴②:クライアントへの連絡が迅速かつ丁寧
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには、クライアントとの連絡が迅速かつ丁寧でコミュニケーション能力があることが必要です。
そうした日々のコミュニケーションを大切にして、クライアントとの良好な関係を築くのが重要です。
そうすれば、繰り返し依頼が来るようになります。
特徴③:色々と試せる柔軟性がある
特定の方法で行き詰まったら、別の方法を試してみる柔軟性が必要だと思います。
依頼された仕事を受けるだけではなく、自分から仕事を作り出して、クライアントの立場になるような発想も必要です。
特徴④:実績が豊富
安定して仕事を得るには、その分野を極めることが大切です。
一日中仕事を頑張って、実績を誰よりも作ることが安定への近道です。
特徴⑤:クライアントと良好な関係を維持している
何人かのクライアントと仕事をしていく中で、この人は対応もよいし支払いもよい、なによりもこちらにとってやりがいのある仕事を振ってくれる、そう思えた人とは積極的に関わってコネクションを太くすることが大切です。
特徴⑥:信用を得ている
ひとつひとつの仕事を丁寧に誠実にこなしていき、着実に信用や実績を積み重ねたり、報告・連絡・相談など社会人として基本的なことができている人です。
特徴⑦:自分のスキルや実績をしっかりとアピールしている
一番はスキルや実績があることなので、何を何年、どのように仕事したか詳しくはっきりと公開することが大切になってきます。
特徴⑧:コミュニケーションスキルとマナーがある
コミュニケーション能力は大切だと思います。
自分がどんな価値提供できるのか相手に提示する力や、相手が必要としているものを読み取る力は、仕事を円滑に進める上でとても大切です。
また、ビジネスマナーも大切です。
何か依頼をする際に相手に対して失礼がないように聞く力や、信用の構築能力のベースとなります。
【関連記事】フリーランスのあるあるまとめ【現役フリーランスに聞きました】
仕事がない時期を経験したことがない場合は、なぜ仕事が途切れなかったのか?
「仕事が途切れたことがない」と回答した3人の理由を紹介します。
彼らは、複数の取引先を持っていたり、自分で商材を販売していたり、長期スパンの仕事と短期の仕事を掛け合わせるなどして、安定して仕事をしていました。
①ひとつの会社に依存せず売上を分散していたから
複数の業者と契約をして、売上を1社に集中させずに分散させる事を意識していたから仕事が途切れなかった。
②収入源が複数あったから
仕事の内容を「受注した仕事を受ける」「自分で商品を売る」の両面で行っていたからです。仕事の受注があまりなかった時も、自分で運営しているWebサイトで商品販売をしていたので、そこから収入がありました。
③先を見据えて仕事を取ってきたから
常にある程度仕事があり、全く仕事がない時期はありませんでした。
フリーランスで全く仕事がなくなるのは怖いと思い、常に数週間後、数ヶ月後の未来を見据えて、仕事を取ってきていました。
案件の納期を調整して、満遍なく受注と売り上げが立つように、心がけました。
【関連記事】【2022年振り返り】フリーランスが今年頑張ったこと/良かったこと/悪かったこと
フリーランスの筆者の仕事がない時期について
本サイト「フリーランスの道具箱」の管理人は、2023年時点でフリーランス4年目です。
主にECコンサルやエンジニアとして仕事をしています。
筆者は駆け出し期に企業常駐していたので、仕事がない時期を経験したことがない
私はフリーランスとしての駆け出し期に、企業に常駐して仕事をしていました。週に2日〜3日程度、クライアントのオフィスに常駐して業務をする形です。それと並行して単発の案件を受注していました。
週の半分は常駐の仕事があるので、幸いにして仕事がない時期を経験したことがありません。振り返ってみても、これは良い選択だったと思います。常に仕事があり、毎月収入がある状態だと心が落ち着きます。
また、フリーランスになって半年ほどたった頃には、年間契約のコンサル案件を受注しました。これにより、毎月定例で仕事が発生するようになったので、さらに安定感が増しました。
筆者が考える仕事がないフリーランスの特徴
筆者が考える仕事がないフリーランスの特徴は次の通りです。
私はフリーランスとして企業の案件を受注するかたわら、別のフリーランスに仕事を発注することがあります。
上記の特徴は、私がいままでお取引してきたフリーランスの方の中で、
継続して依頼することはないかぁ・・・
と思ってしまった人の特徴です。
「①スキルがない」は言葉の通り、こちらの求めるスキル水準に達していない場合です。残念ながら、継続して仕事を依頼する気にはなりません。
「②テキストコミュニケーションに違和感を感じる」は、メールやチャットでのコミュニケーション時において、こちらの質問に回答してくれなかったり、文脈がおかしかったり、誤字脱字が多すぎるケースです。こういった方も、継続して仕事を依頼する気にはなりません。
「③誠実さがない」は、たとえばスケジュールの遅延が多い、納品物にケアレスミスが多い、依頼内容を反故にする、などです。こういった方も、継続して仕事を依頼する気にはなりません。
筆者が考える仕事が途切れないフリーランスの特徴
筆者が考える仕事が途切れないフリーランスの特徴は次の通りです。
「①取引先を分散している」は、仕事を1社に頼らないということです。1社に頼ってしまうと、その会社から切られた時やその会社が業績不振になった時に、仕事がなくなります。
「②相手の期待値を超える対応を常に行なっている」は、私が一番大切だと思っていることです。クライアントが満足するかどうかは、こちらがクライアントの期待値を超えられるかどうかにかかっています。
クライアントの期待値をうまくコントロールして、相手の期待値を超える対応を常に行なっているフリーランスは仕事に困っていない印象です。営業していなくても、紹介や口コミで仕事が集まっています。
「③スキルがある」は、その言葉の通りです。いくら営業がうまくても、いくらSNSのフォロワーがいても、案件を遂行できるスキルがないと仕事は受注できません。地に足がついたスキルを持っていることは、何よりも武器になります。
【アンケート結果紹介】フリーランスで仕事がないときはどうする?
本ブログでは独自に10人の現役フリーランスにアンケートを取り、
について聞きました。
10人の回答を順番に紹介します。
Tさん(男性/40代/デリバリー/フリーランス3年目)
お名前 | Tさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 40代 |
職種 | デリバリー |
フリーランス歴 | 3年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ない。
なぜ仕事が途切れなかったのですか?
複数の業者と契約をして、売上を1社に集中させずに分散させる事を意識していたからです。また、食品を扱うので比較的安定して仕事があるように思います。
どうしても仕事がない時は、ウェブライターなどもして、とにかく売上を分散させる事に重きを置いています。 理由は1つではありませんが、何ごとも1つの事に100%頼ってはダメだと思います。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
1つの会社だけを相手にして商売をしているフリーランスは、仕事量の増減の波を受けやすいのは、仕方がないかと思います。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
色々な要素が必要だと思いますが、1番大切なのは、1つの会社に100%頼ってしまわない事です。
仕事も投資などと同じで、リスクを分散しないといけません。
1社で100%の売上があるよりも、4社で25%ずつある方が、1社に何かあっても残りの3社でカバーできます。
よほど、特殊技術のあるフリーランスでないなら、色々な会社や業種を組み合わせて、売上を構成させる方が安定します。
もちろん、仕事を頑張るのは当たり前ですが、経営という面にも気を向ける必要があります。
Kさん(女性/40代/ライター/フリーランス5年目)
お名前 | Kさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 5年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ある。
仕事がない時期は何をしていましたか?
1人目を出産した後に自宅で隙間時間を活用できるライティングをフリーランスとして始めました。
しかし2人目を妊娠している時に切迫流産から切迫早産の診断をうけて、担当医師から自宅での安静を言い渡されてしまいました。
トイレと食事、お風呂以外は基本寝たきりじゃないといけなかったし、つわりもあったのでお休みしていました。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
体調を崩していて仕事自体ができなかったり、オンラインでのやりとりを迅速にできなくてコミュニケーションがうまくとれない特徴がありそう。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには、クライアントさんとの連絡が迅速かつ丁寧でコミュニケーション能力があることが必要です。
またフリーランスとして作業するうえで作業能力もあり、しっかりクライアントさんの要望にこたえるスキルを身につけることも大切です。
常にスキルアップしようとするモチベーションの高さも重要です。基本案件が完了するまで1人で対応するため、体調を崩さずにや最後までやりきる日々の体調管理も必要になってきます。
Fさん(男性/50代/ライター/フリーランス15年目以上)
お名前 | Fさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 50代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 15年目以上 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ない。
なぜ仕事が途切れなかったのですか?
仕事の内容を、「受注した仕事を受ける」「自分で商品を売る」の両面で行っていたからです。仕事の受注があまりなかった時も、自分で運営しているWebサイトで商品販売をしていたので、そこから収入がありました。
仕事を待っているだけでは、不安定な時もありますが、自らライティングの力を活かして商品販売をしていたため、仕事が途切れることはありませんでした。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
ただ仕事を待っているだけの印象があります。その時の状況に合わせて、柔軟に仕事の幅を広げることができず、そのことで行き詰っている印象です。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
特定の方法で行き詰まったら、別の方法を試してみる柔軟性が必要だと思います。依頼された仕事を受けるだけではなく、自分から仕事を作り出して、クライアントの立場になるような発想も必要です。
また自己ブランディングとして、SNSや個人メディア(ブログ等)の活用は必須だと思います。SNSは伝播性があるので、そこからクライアントが見つかったり、仕事に発展していくケースもあります。
自己ブランディングが確立されていると、自然に仕事が増えていく印象があります。
Tさん(男性/40代/ライター/フリーランス2年目)
お名前 | Tさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 2年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ある。
仕事がない時期は何をしていましたか?
クラウドソーシングサイトを活用して単発の案件を獲得したり、アフィリエイトで売上を立てたりしていました。まとまった収入がないのでなかなか大変でした。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
人脈もそうですが、経歴や実績がないともちろん仕事は回ってきません。一番最初が一番大変でした。実績をつくることが大切です。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
フリーランスを極めることが大切なので、一日中フリーランスの仕事を頑張って実績を誰よりも作ることです。
クラウドソーシングサイトには登録ワーカーのランキングがあります。例えば日本一位になったら、それを全面にPRして自分の実績をアピールすることも大切です。
下手に謙虚になってはいけないと思いますし、自分の得意なことをどんどんアピールすれば仕事が途切れないフリーランスになれると思います。 あと契約金額の高い仕事をやったほうがいいと思います。
Dさん(男性/30代/ライター/フリーランス3年目)
お名前 | Dさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 30代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 3年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ある。
仕事がない時期は何をしていましたか?
恥ずかしい話ですが、日雇いのバイトなどをしていました。建物のワックスがけ、窓拭きなどの仕事をしていました。資格なしで即日行えるものです。
あえて長期のバイトにしないのは、もしも案件が来たらすぐに対応できるためです。他の稼ぎ方を考える上で大事にしたことは、何かあればすぐに引き上げてフリーランス業に帰ってこれることです。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
実績はともかく、仕事をとってくる方法を掴めていない人です。
自分もそうでしたが、SNSで仕事を取ることは可能なのに、当時はそれがまるで出来ませんでした。自分の情報を発信して人から注目される方法をもたない、それに向かない人は仕事をとれない人だと感じました。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
何人かと仕事をしていく中で、この人は対応もよいし支払いもよい、なによりもこちらにとってやりがいのある仕事を振ってくれる、そう思えた人とは積極的に関わってコネクションを太くすることです。
そういった人となら、時に仕事と少し関係ないことでも積極的にコミュニケーションをとると良いです。信頼関係が出来て互いに関係性を継続したいと思えるようになるはずです。
人に寄り添って支え合うという思いも十分にもって仕事にあたると良いです。良い心がけにはかならず良い対応が返ってくるものです。
Mさん(女性/30代/デザイナー/フリーランス1年目)
お名前 | Mさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 30代 |
職種 | デザイナー |
フリーランス歴 | 1年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ある。
仕事がない時期は何をしていましたか?
仕事がなくて焦る気持ちをおさえつつ、スキルを身につけることに集中したり日々勉強して、とにかく実績作りやポートフォリオを作成しなおしたりしました。
あとは案件がないか常にアンテナを張るようにしていました。他には仕事がないと焦りから視野が狭くなりがちになるので、そういった自分になっていないか気にしながら日々を過ごしていました。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
自信を持つことは大切だけど、自分の力を過信しすぎているフリーランスは、結局思っていたほどの成果を上げられなくて信用を失って仕事がなくなる印象です。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
ひとつひとつの仕事を丁寧に誠実にこなしていき、着実に信用や実績を積み重ねたり、報告連絡相談など社会人として基本的なことができている人です。
他には、自分の強みをしっかり持っている人、自分を売り込むことが上手な人も仕事が途切れない印象です。
あとは、常に最新の情報を取り入れて先を見据えて日々スキルアップができている人だと思います。
Tさん(男性/40代/音楽や映像制作/フリーランス3年目)
お名前 | Tさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 40代 |
職種 | 音楽や映像制作 |
フリーランス歴 | 3年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ある。
仕事がない時期は何をしていましたか?
実家のお菓子屋や、知り合いのアルバイトを手伝っております。逆に実家や知人の所が人手不足の時に多めに入ったりして、互いに良い調整弁になってます。
しかしながら、両方とも忙しかったり、両方とも仕事がなかったりして大変な時もあります。
ただ、サラリーマン時代のように、愚痴などは言わなくなりましたし、どの業界も大変なんだなと感じます。
商品や作品を作る側も、売る側も、さらに主婦を見ていると買う側の苦労もあるのだなと勉強になります。色んな立場に立ってました。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
ご年配の方で、音楽や映像の方向性に伴うキャリアが影響して仕事がない、金額が高そう、若手監督からすると年配のフリーランスは扱いにくい、といった理由で仕事に恵まれない方もいます。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
基礎体力と健康な身体が大切な気もします。
仕事を少々詰め込みすぎるくらいが良いのかもしれません。
また、別け隔てなく、友人知人に相談して様々な領域にコミットメントしたり、相談すると良いでしょう。
Tさん(女性/30代/ライター/フリーランス3年目)
お名前 | Tさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 30代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 3年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ある。
仕事がない時期は何をしていましたか?
商品紹介の記事ライティングの仕事をしていたが、サイト自体が閉鎖することになり、突然業務がなくなってしまった。
ちょうど家業で人手が足りなくなっていた時期でもあったため、実家の仕事の経理など、経営の手伝いをしていた。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
全体的に納品数が少ない、あるいは月々にこなせる仕事の量にばらつきがある場合などに仕事を減らされる印象があります。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
一番はスキルや実績があることなので、何を何年、どのように仕事したか詳しくはっきりと公開することがまず大切になってくると思います。
ライターであれば記事のURLなどが添付できると良いです。
その上で、一日にどれくらい業務への時間を割けるか、目安の納品数などもこちらからあらかじめ伝えておくことで、のちのちのトラブルや相手方との見解の相違などを防ぐことにつながると思います。
Pさん(男性/30代/ライター/フリーランス3年目)
お名前 | Pさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 30代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 3年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ある。
仕事がない時期は何をしていましたか?
仕事がない時期には、需要のある分野の勉強や、リサーチをより効率よく行うための研究、タイピング速度の上げ方の研究などを行ったり、相手とのやりとりの仕方、交渉の仕方などを研究したりしていました。
そして、自分の実力を知ることで、スケジューリングの仕方などを学ぶことも大切にしていました。
基本的には学びに費やしていたという感じです。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
大きな部分で言えば、コミュニケーション能力がないという点です。コミュニケーション能力は、相手が何を欲しているのか理解する能力にもつながります。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
コミュニケーション能力は大切だと思います。
コミュニケーション能力を構成しているのは、国語の能力やビジネスマナーです。
国語の能力で言えば、自分がどれだけちゃんとしたものを書けるかと言う点だけではなく、自分が何を書けるのかを相手に提示する力や、相手が必要としているものを読み取る力につながると思います。
ビジネスマナーでいえば、もし情報が欠損していた場合に、相手に対して失礼がないように聞く力や信用の構築能力に繋がると思います。
Aさん(女性/30代/ライター/フリーランス3年目)
お名前 | Aさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 30代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 3年目 |
仕事がない時期を経験したことがありますか?
ない。
なぜ仕事が途切れなかったのですか?
常にある程度仕事があり、全く仕事がない時期はありませんでした。
フリーランスで全く仕事がなくなるのは怖いと思い、常に数週間後、数ヶ月後の未来を見据えて、仕事を取ってきていました。
案件の納期を調整して、満遍なく受注と売り上げが立つように、心がけました。
大きい案件も抱えていましたが、基本的に小さい案件を複数抱えることで、仕事が全くない時期を回避しました。
仕事がないフリーランスにはどんな特徴がありますか?
目の前の仕事にだけ集中して、先のことを考えていない可能性があります。
単価が高くて納期が短い、特に大きい案件にだけ集中することで、目の前の売り上げは立ちます。
しかし、中長期的な案件獲得には繋がらず、継続的なクライアントの獲得には繋がりません。
常に仕事が途切れないフリーランスになるためには何が必要ですか?
コミュニケーション能力が必要だと思います。
相手の要望を汲み取り、相手の指示よりも、プロとして意図するイメージをヒアリングしましょう。
クライアントの要望を無理して承諾するよりは、時にはキッパリと断る勇気も大事です。
無理なことを言ってくるクライアントは、ずっと無理を言ってきます。
低単価のクライアントは、一度でも低単価で受けると、ずっと単価が低いままです。
質の良いクライアントを掴むためにも、損切りをすることは大切です。
その上で、双方向のコミュニケーションを取っていく心がけが必要でしょう。
回答してくれた現役フリーランスの属性
回答してくれたフリーランスの属性は次の通りです。
職種 | デザイナー:1名 デリバリー:1名 音楽や映像制作:1名 ライター:7名 |
性別 | 女性:4名 男性:6名 |
年齢 | 30代:5名 40代:4名 50代:1名 |
フリーランス歴 | 1年目:1名 2年目:1名 3年目:6名 5年目:1名 15年目以上:1名 |
おわりに
今回は10人のフリーランスの方に、
をヒアリングしました。
今回の記事はここまでです。