自由に見えるフリーランスだけど、仕事をしていたら大変なことも多そう。
現役フリーランスが体験した大変なエピソードを知りたい。
こんなことを考えている方へ。
本記事のポイントはこちらです。
フリーランスの大変なところまとめ【現役フリーランスに聞きました】
本ブログでは独自に現役フリーランスに10人にアンケートを取り、
について聞きました。
全体としては、お金に関して大変さを感じるフリーランスが多かったです。
駆け出しの頃は単価が低いので苦労したり、仕事を取れないと全くの無収入になることを大変と感じている人が多いようでした。
大変な点①:単価が低いときがあること
【20代 / フリーランス3年目】
やはりライターは単価を低くされがちです。
ライターと言ってもたくさんいるので、どうしても人気のライターさんに高単価の仕事が集中してしまいます。
私のようなライターには文字単価が1円を切るようなライティングの仕事が来るようになってしまうので、どうしても稼げないようになってしまいます。
大変な点②:仕事が見つからないと無収入になること
【40代/フリーランス5年目】
子供が体調を崩して育児につきっきりになってしまったり、学校のテストやイベントが重なり忙しかったりすると、案件をこなすことができず収入が激減してしまうところです。
自分のペースで仕事がこなせる反面、自分がいっぱいいっぱいになってしまうと働くことが難しくなってしまうのが大変です。
大変な点③:収入が不安定なこと
【40代/フリーランス3年目】
自分が望む仕事の量とニーズとが一致しないので、体調が悪い時に限って仕事がたくさん入ったり、経済的に厳しい時に仕事が全然入らなかったりします。
年収として考えれば、会社員として働いていた頃と比較して少し下がったぐらいですが、収入への精神的な不安はケタ違いに増えています。
大変な点④:全ての責任が自分にあること
【40代/フリーランス10年目以上】
体調面の管理、収入、休みの取り方、仕事の受け方。
全てを自分で決めて進めないといけません。
フリーランスは自由なイメージを持たれがちですが、全てが自分の責任にあります。
常に気を張っている状態で、仕事の事を忘れる時間がないので大変です。
大変な点⑤:常にメンタルを維持する必要があること
【40代/フリーランス2年目】
正規雇用の出版の仕事を経てフリーランスのライターになりました。
フリーになって人から言われるのは「ライターは良いよな。紙とペンがあれば務まる仕事だから」です。
確かにそうですが、紙とペンを前にして何も書けない時のプレッシャーは尋常ではありません。
大変な点⑥:体調を崩すと仕事ができないこと
【30代/フリーランス3年目】
体調が悪くなってしまうと、仕事を進めることができません。
会社員なら、同じチームや同僚、上司が面倒を見てくれますが、フリーランスは全てを自分でしなければならず、頼るところがありません。
時には、クライアントに説明して納期を伸ばしてもらいます。
しかし、このようなことが何度かあると、「納期に間に合わない人」というレッテルが貼られてしまいます。
そして今後の案件が回ってこない可能性も出てきます。
【関連記事】フリーランス1年目で辛かったこと【現役フリーランス15人に聞きました】
フリーランスの大変さへの対策と対処法
お金の問題への対策としては、スキルアップを通じた単価の改善、別の仕事もして複数の収入源を得る、などがありました。
また、低単価であってもスキルアップに繋がるなら仕事をするという回答もありました。
また、フリーランスは体が資本なので、身体的・精神的に健康でいるために生活リズムを整えているという回答もありました。
対策①:スキルアップして単価を上げる
低単価に悩んでいるなら、スキルアップをしてより高単価な仕事を受注できるようにしましょう。
もちろん、日々の仕事の中で成長はできますが、「デイトラ」などの優良なオンラインスクールを受講するのも手です。
オンラインスクールの場合、隙間時間でいつでもどこでも学べるので便利です。
受講にお金はかかりますが、自分への投資と思いましょう。
たくさん仕事を受注できれば、受講代はペイできます。
対策②:体調・メンタルを崩さないようにする
体調を崩しがちならば、食事や睡眠、生活リズムを見直して休みをしっかり取るのが大切です。
他にも、
など、自分の心と身体の健康に気を配りましょう。
対策③:先回りして問題を片付ける
仕事の悩みや大変さは、仕事で解決するしかありません。
面倒な問題というのは、不思議と忙しい時やしんどい時によく発生します。
なので、できるだけ仕事は前倒しで終わらせて、常に余裕を持っておくのが大切です。
想定される問題は事前に潰しておく。
そうやって、時間と心にゆとりが持てるようになると、日々の仕事が一段と楽になります。
対策④:セルフブランディングをする
フリーランスは自分で自分を売り込んで行く必要があります。
自分ができることを色々と模索し、自己アピールをしながら仕事を取るように心がけましょう。
自分が活動する市場の開拓をおこなったり、ブログやウェブサイト、SNSで情報発信をして、自分なりの需要を確保できる環境を作れるようにすると効果的です。
対策⑤:収入を分散させる
フリーランスとしての本業以外に収入があれば安心です。
たとえば、自分でネットショップを運営してそこから売上を得る、ブログを使って広告収入を得るなどです。
個人で仕事をしていると、どうしても収入は不安定になります。
驚くほど高額な売り上げの月もありますし、その逆もあります。
常に安定して収入を得られる収益源を作っておくと、日々の暮らしに安定感が出ます。
対策⑥:常に仕事を入れて不安を消すようにする
常に忙しくしていると不安は感じません。
目の前の仕事に向かって、常に全力疾走していれば逆に精神的に安定します。
仮に本業で手が空いた時があっても、ブログを更新したり、クライアントに連絡を取ってみたり、自身の広告を作ってみたり、SNSを更新したり・・・。
色々とやることはあるはずです。
不安を感じるようならば、常に動くようにしましょう。
対策⑦:スキルアップに繋がるならどんどん仕事を受ける
仮に低単価の案件だとしても、経験だと思ってたくさん受注するのも手です。
そのおかげで身に着くスキルもありますし、数をこなすことで確実に経験値は上がります。
あんなに頑張ったのにこれだけか・・・
と思うこともあるでしょう。
ただ、それをいつか笑い話にできるように、できることからやってみるのです。
【関連記事】フリーランスの仕事の失敗談【現役フリーランスに聞きました】
【管理人の本音】フリーランスをしていて大変だなぁと思うこと
本サイト「フリーランスの道具箱」の管理人は、2023年時点でフリーランス4年目です。
主にECコンサルやエンジニアとして仕事をしています。
そんな私が、フリーランスをしていて大変だなぁと思うことは次の3つです。
①クライアント第一で仕事をしないといけない
クライアント第一で仕事をしないといけない点に、フリーランスの大変さを感じます。
電話が急にかかってくることもありますし、時には急ぎの対応が必要な時もあります。
事前の調整やスケジュールの組み方で、極力自分に負荷をかけない仕事の進め方を設計しているのですが、想定外の事態は時々起こります。
ただ、クライアントワークをしている以上、仕方がないので割り切っています。
【関連記事】フリーランスに向いてる人はどんな人?【現役フリーランスに聞きました】
②社会的信用が低い
フリーランスは社会的信用が低いので、ローンを組んだり賃貸住宅を借りる際には大変です。
私はフリーランスになりたての頃に賃貸住宅を借りたのですが、手続きが結構面倒でした。
働き方としては珍しくもないフリーランスですが、銀行や不動産屋からの信用は未だ低いです。
たしかに収入は不安定なので仕方がないと思っています。
なので、結婚するなら夫か妻のどちらかは会社員の方がいいと思っています。
双方ともフリーランスの夫婦には憧れますが、社会の理解や仕組みがまだ追いついていない印象を受けます。
【関連記事】夫婦でフリーランスのメリット・デメリット【現役フリーランスに聞きました】
③十分な人生設計が必須
フリーランスは社会保障が弱いです。
失業保険はないですし、年金も国民年金だけです。
真剣に考えないといけません。
今年だけなんとかなれば良いかなぁ・・・
という刹那的な暮らし方では、将来痛い目をみます。
会社員の場合、保険や年金などが毎月給料から天引きされ、知らず知らずのうちに各種補償や老後の準備ができています。
フリーランスはそうはいきません。
NISAを活用して資産形成をしたり、iDeCoを活用して老後に備える必要があります。
なので、フリーランスとして仕事をしていると十分な人生設計が必要になります。
長いスパンでの人生設計を考えるのは大変です。
ただ、その面倒臭さや自由度も含めて、私はフリーランスという生き方を気に入っています。
【関連記事】フリーランスの老後の不安と対策【現役フリーランスに聞きました】
【アンケート結果紹介】フリーランスをしていて大変だなぁと思うこと
本ブログでは独自に10人の現役フリーランスにアンケートを取り、
について聞きました。
10人の回答を順番に紹介します。
Mさん(男性/20代/ライター/フリーランス3年目)
お名前 | Mさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 20代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 3年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【単価が低いときがあること】
やはりライターは単価を低くされがちです。ライターと言ってもたくさんいるので、どうしても人気のライターさんに高単価の仕事が集中してしまいます。
私のようなライターには文字単価が1円を切るようなライティングの仕事が来るようになってしまうので、どうしても稼げないようになってしまいます。
その大変さにどのように対処していますか?
単価を上げるために、ライティングの力を鍛えています。具体的には、ライティングの案件をたくさん請け負ったり、ライティングを学べるようなサービスに登録したりして勉強に励んでいます。
さらに、オンラインスクールを受講しています。オンラインで学ぶことによって、いつでもライティングの勉強ができるようになりました。また、ライティング速度も上げる訓練もしています。
Mさん(女性/40代/ネイリスト/フリーランス10年目以上)
お名前 | Mさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ネイリスト |
フリーランス歴 | 10年目以上 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【全ての責任が自分にあること】
ネイリストとして独立し、フリーランスで働き始めた頃は、がむしゃらに仕事を受け、朝から夜遅くまでお客様を受けていたが、年と共に身体がついていかなくなった。
休みを取ろうと思っても不安で休めず、結果体調を崩した。
会社員ならオンとオフがはっきりしているが、フリーランスだと、境目が曖昧になってしまう。自分のペースで仕事をすることはできるが、会社員と違い、何も守ってくれるものがないので、体調面の管理も収入も休みの取り方、仕事の受け方、全てを自分で決めて進めないといけない。
フリーランスと言うと自由なイメージを持たれがちだけど、全てが自分の責任になるので、常に気を張っている状態で、仕事の事を忘れる時間がないので大変。
その大変さにどのように対処していますか?
体調を崩してからは、食事や睡眠、生活リズムを見直して休みをしっかり取るようにした。
それまでは、食事は取れる時にとりあえず食べる、寝れる時に寝る、など仕事中心に物事を考えていたが、自分の無理のない範囲で仕事の仕方を変えた。
開始時刻、終了時刻を決める、1日に受けるお客様の数を制限する、1週間に一度は必ず休む。自分のストレス発散になる事や、新しいことに目を向ける。
最初は不安だったけど、段々とオンオフの気持ちの切り替えが出来るようになった。気持ちに余裕が出来たのか、以前より仕事も捗るし、何より精神衛生上良い。
Dさん(男性/40代/ライター/フリーランス2年目)
お名前 | Dさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 2年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【常にメンタルを維持する必要があること】
フリーランスのライターになって人から言われるのは「ライターは良いよな。紙とペンがあれば務まる仕事だから」。
確かにそうだが、紙とペンを前にして何も書けない時のプレッシャーは尋常でない。
頭の中では分かっている。「何でも良いから、とりあえず書いてみろ」ということは。
しかし、書けない時のペンは、震えて持てない。
実際は、パソコンを使っているため、震えてクリックができない。
夢で何度も見るのは、やっとの思いで書き上げた原稿を、削除してしまうこと。
正規雇用で出版の仕事をしている時も、作家さんから預かった大切な原稿を削除してしまう夢を見てしまうほどプレッシャーを抱えたことはあるのだが、正規雇用の時は私の代わりを誰かがやってくれる、逃げの気持ちでプレッシャーを整理出来たのだが、フリーランスはそれが出来ず、メンタルの維持に苦慮している。
その大変さにどのように対処していますか?
仕事の悩みって、仕事で解決するしかない。
そのため、私は仕事でプレッシャーを抱えないよう、極力、先行逃げ切りを心掛けている。
仕事を先行すると、やらなくて良いことをやってしまうことは多々あるのだが、ライターの場合は、それが無駄にならず能力アップに繋がる。
また、書いた文章を他に活かすこともできるためストックが財産になる。
文章の書き溜めがあるといつか使える時がある。そのまま使えなくても流用して使うこともできる。
Fさん(男性/40代/エンジニア/フリーランス10年目以上)
お名前 | Fさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 40代 |
職種 | エンジニア |
フリーランス歴 | 10年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【案件が見つからないと無収入になること】
フリーランスは主に企業や会社と独自に契約を結び仕事を行う新たなスタイルで、あまり慣れていない企業や会社などは相手にしてくれないので大変です。
また、企業と契約を結んでも、タイミングや他の原因などで次の仕事が取れない場合がよくあります。
そうなると、無収入になるので次の案件が見つかるまで自分なりにやりくりしながら仕事を見つけて生活をしなければなりません。
初めてフリーランスになる方や憧れている方が抱くイメージと異なり、苦労の日々が多いです。
その大変さにどのように対処していますか?
フリーランスは自分で仕事を受注して生活をやりくりして過ごすため、自分なりの世界(市場規模)を築き上げるのが大変です。
その対策として自分ができることを色々と模索し検討しながら仕事を取るように心がけています。
また、自分が活動する市場の開拓をおこなったりして、自分なりの需要を確保できる環境を作れるようにしています。
それでも大変な時は一度、仕事のことを忘れて遊んでみたりします。
大変な時はせっかちになりやすいので、自分なりにリフレッシュしながら考えるようにしています。
Pさん(女性/30代/ライター/フリーランス3年目)
お名前 | Pさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 30代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 3年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【体調を崩すと仕事ができないこと】
体調が悪くなってしまうと、仕事を進めることができません。
会社員なら、同じチームや同僚、上司が面倒を見てくれますが、フリーランスは全てを自分でしなければならず、頼るところがありません。
ですから、ものすごく体調が悪いときは、全てをストップします。
クライアントには体調が悪い中説明して、納期を伸ばしてもらいます。
しかし、このようなことが何度かあると、「納期に間に合わない人」というレッテルが貼られてしまいます。
そして今後の案件が回ってこない可能性も出てきます。
また、少し体調が悪いときは、なかなか休むことができません。
ズルズルと仕事をして、全快せず、体調がすぐれない状態が1ヶ月ほど続くこともあります。
その大変さにどのように対処していますか?
身体と心の健康について、気を配っています。
特に食生活には気をつけており、食事は将来への投資だと思って、良いものを摂るよう心がけています。
朝はフレッシュな野菜とフルーツのジュースを手作りして、乳酸菌の飲料を飲みます。
一日かけて、2リットルの水を飲むようにもしています。
加工食品をできる限り避けて、自然のものをいただくよう、心がけています。
しかし、きっちりとやり過ぎるとかえってストレスになる可能性もあります。
余力を残しつつ、できる範囲で実践するようにしています。
また、適度な運動もして、心と身体をリフレッシュします。
在宅ワークの際は、定期的なストレッチも欠かせません。
Yさん(女性/40代/ライター/フリーランス1年目)
お名前 | Yさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 1年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【体調を崩すと仕事ができないこと】
以前は、フリーランスではなく会社で働いていました。その時、正社員だったので給与については全く心配する事がありませんでした。
しかしフリーランスになってからは、収入が月ごとに不安定となり、そのことで困っています。このままでいいのだろうかと思うこともありますが、以前のように時間に縛られてかなりのストレスを感じてしまう仕事は無理と思うようになりました。
給与面さえ、解決することができたら全く問題ありません。
その大変さにどのように対処していますか?
フリーランスで仕事をする以外で、単発のバイトをしようかと思っています。その単発のバイトについては、たくさんあるので基本的に心配をしていません。
単発バイトの収入があれば収入面で不安になることもないし、なんとか大丈夫だと思います。単発のバイトでは、大体月に5万円ぐらいは収入を得ることができるので、フリーランスで月7万円ほどあればなんとかやっていけそうです。
Tさん(男性/40代/カウンセラー/フリーランス3年目)
お名前 | Tさん |
性別 | 男性 |
年齢 | 40代 |
職種 | カウンセラー |
フリーランス歴 | 3年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【収入が安定しないこと】
自分が望む仕事の量とニーズとが一致しないので、体調が悪い時に限って仕事がたくさん入ったり、経済的に厳しい時に仕事が全然入らなかったりする。
年収として考えれば、会社員として働いていた頃と比較して少し下がったぐらいだが、収入への精神的な不安はケタ違いに増えている。
仕事がたくさん入った時でも「また仕事が全然来ない時が来るかもしれない」とマイナスに考えてしまって、心が落ち着く時がほとんど無い状態なので大変。
その大変さにどのように対処していますか?
何もしていない状態はいらないことを色々と考えてしまうので、常に何らかの仕事をしているようにしています。
まずは本業に関して広告を作ったり、ブログを更新したり、関係機関に連絡を取ってみたりして、案件がないかを探します。
それでもやることがなければ、本業とは切り離して、クラウドソーシングサイトを活用して、自分ができるタスクを少しでもこなして、とにかく少しでもお金を稼いでいる状態を作って、自分を落ち着かせるようにしています。
Mさん(女性/40代/WEBライター 兼 フォトグラファー/フリーランス1年目)
お名前 | Mさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 40代 |
職種 | WEBライター 兼 フォトグラファー |
フリーランス歴 | 1年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【収入が安定しないこと/体調を崩すと仕事ができないこと】
雇われていた時は時間管理、勤務管理をされていたけれど、フリーランスになってからは自分で行わなければならないこと。さぼり癖が付くと、収入がダイレクトに減る方向に響くこと。
営業を頑張っても、売り上げに繋がらない時は無収入になってしまう。プロとして働いているが、副業でフォトライターをしていて、副業だからと単価を下げられてしまうこと。
脚を骨折したとき、動けなくてカメラマンとしての活動が出来なくなってしまったこと。
その大変さにどのように対処していますか?
タイムマネジメントについては、毎月1日と15日、そして毎週日曜日にスケジュール確認と見直しを行っている。目標を目に付くところに掲げて、「目標のために頑張る」というモチベーションを保てるようにしている。
営業を頑張って売り上げに繋がらないときは、空いた時間に自分を売るセールスコピーと文章を考えたり、自分の本を出すための準備をしている。
左膝骨折で動けなかった時は、動けるようになったときのプランを考え倒した。忙しい時は新しい企画まで手が回らなかったので、休養中に時間を使った。
単価を下げようとするクライアントには今まで書いたポートフォリオを見せて説得する。それでも安売りされるときは、違うクライアントに切り替える。
オンラインスクールでは、カメラマンの講座とライティングの講座を受講した。
Sさん(女性/20代/ライター/フリーランス1年目)
お名前 | Sさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 20代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 1年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【収入が安定しないこと】
まさに今感じていることなのですが、フリーランスのライターは収入が安定しない上、経歴が浅ければ単価も低いということが大変だなと思います。
私はライティングを初めて1年も経っていないので、そもそもの応募要件(ライターとして3年以上の経験があるなど)に満たないことが多いです。
加えて経歴の浅い私が取り組める案件といえば、どうしても単価が低くなってしまいます。生活のこともあるので、何とか高単価の案件を任せてもらえないかと悩んでいます。
その大変さにどのように対処していますか?
低単価の案件だとしても、経験だと思ってたくさん応募することです。
実際そのおかげで身についたスキルもありますし、数をこなすことで確実に経験値は上がると思います。
「あんなに頑張ったのにこれだけか・・・」と思うこともありますが、フリーランスとしてやっていくことは自分で決めたので、できるところまでやってみようと思っています。
また、ライティング講座のモニターをする案件を受けるなどして、スキルアップのため日々奮闘しています。
Kさん(女性/40代/ライター/フリーランス5年目)
お名前 | Kさん |
性別 | 女性 |
年齢 | 40代 |
職種 | ライター |
フリーランス歴 | 5年目 |
フリーランスをしていて何が大変ですか?
【案件が見つからないと無収入になること】
現在2児の育児中で、基本家事や育児がメインでちょっとした隙間時間を有効活用してライティングのフリーランスをおこなっています。
そのため子供が体調を崩して育児につきっきりになってしまったり、学校のテストやイベントが重なり忙しかったりすると、案件をこなすことができず収入が激減してしまうところです。
自分のペースで仕事がこなせる反面、自分がいっぱいいっぱいになってしまうと働くことが難しくなってしまうのが大変です。
その大変さにどのように対処していますか?
予定が詰まっていなくて、子どもたちも元気な穏やかな日々を送れている時は、少しでも早く家事を終わらせてライティングの時間を確保することです。
安定しているときに収入を多く得ておくことで、生活リズムが不安定でライティング業務がこなせていない日が続いても不安にならずにいることができます。
また自分の体調管理にも気をつけています。風邪をひいたり発熱したりしないように、睡眠をしっかりとったり食生活を整えることで対策しています。
回答してくれた現役フリーランスの属性
回答してくれたフリーランスの属性は次の通りです。
職種 | WEBライター兼フォトグラファー:1名 エンジニア:1名 カウンセラー:1名 ネイリスト:1名 ライター:6名 |
性別 | 女性:6名 男性:4名 |
年齢 | 20代:2名 30代:1名 40代:7名 |
フリーランス歴 | 1年目:3名 2年目:1名 3年目:3名 5年目:1名 10年目以上:2名 |
おわりに
今回は10人のフリーランスの方に、
をヒアリングしました。
大変な点としては、主に以下の回答がありました。
今回の記事はここまでです。