
Ground Yがはじめて手がけるシューズの世界
・ヨウジヤマモトのブランド「Ground Y(グラウンド ワイ)」が、ブランド史上初となるシューズコレクションを発表した。
・厚底レースアップシューズ、キャンバススニーカー(ハイカット・ローカット)、レザーローファー、エンジニアブーツと、ジャンルをまたいだ多彩な全5型をラインナップ。
・”ジェンダーレス”かつ”エイジレス”という Ground Y の哲学が、足元という新たなフィールドに着地した。
ファッション好きにとって、「Ground Y(グラウンド ワイ)」という名前はウェアのイメージが強いかもしれない。山本耀司のフィルターを通しながらも、ジェンダーやエイジという枠にとらわれない表現を続けてきたこのブランドが、ついに足元の世界へと踏み出した。それが今回発表された「Ground Y Shoes Collection」だ。ブランド初のシューズコレクションという事実だけで、すでに多くのファンの心を動かすに十分な出来事だろう。
Ground Y Shoes Collectionが体現するシューズへのアプローチ
https://theshopyohjiyamamoto.jp/shop/e/egyshoes/
今回のコレクションが面白いのは、スニーカー単体に絞るのではなく、厚底のドレスシューズから重厚なエンジニアブーツまでを一挙に揃えた点にある。これはGround Yが長らくウェアで実践してきたスタンス、すなわち「シンプルの中に意志を込める」という姿勢と完全に呼応している。ひとつのカテゴリを深掘りするのではなく、一つのコレクションとして横断的に世界観を提示する。それはまさにブランドらしい、清潔感のある大胆さだ。
まず目を引くのが、プレーントゥの厚底レースアップシューズだ。丸みを帯びたフォルムと、ワイドに張り出したソールが独特のボリューム感を生み出している。ドレスシューズの文脈を持ちながら、スニーカー的なボリューム感が同居するこのデザインは、近年の「スポーツとドレスのハイブリッド」というシューズシーンの潮流にきちんと目を向けながら、Ground Yとしての独自解釈が加わっている。コーディネートの重心を足元に置きたいときに、静かに主張する一足として機能しそうだ。
Ground Y コットンキャンバススニーカーが映す、余白の美学
コレクションの中でより日常的な場面に溶け込みやすいのが、コットンキャンバス素材を用いたハイカットとローカットのスニーカー2型だ。ホワイトとブラックという、まさにGround Yが信頼する2色展開である点も見逃せない。
キャンバス素材のスニーカーは、1980年代のバスケットボールシューズにルーツを持つ形態として長い歴史を持つが、素材の素直さと軽さゆえに、着用者のスタイリングのセンスが如実に出る。余計な装飾を排した Ground Y のキャンバススニーカーは、その白地と黒地の余白が着る人のコーディネートを受け止める器として機能する。ボトムスの裾がどう落ちるか、靴下を見せるか隠すか、シンプルなデザインだからこそそういった細部の選択が楽しくなる一足だ。ハイカットとローカットで異なる足首周りの印象もコレクション全体のバランスを豊かにしている。
レザーローファーとエンジニアブーツが語るGround Yの幅
一方、牛革アッパーにラバーソールを組み合わせたレザーローファーは、Ground Y Shoes Collectionの中でも大人の文脈を担う一型だ。柔らかな革の質感とスマートなシルエットは、カジュアルにもドレスにも翻訳が効く。ローファーというアイテム自体が持つ「紐を結ばないという自由さ」が、Ground Yのジェンダーレスな哲学とも自然に重なって見える。
エンジニアブーツはコレクション内でもっとも力強い存在感を持つ一型だ。サイドジップ仕様で脱ぎ履きのしやすさに配慮しつつ、重厚感のある佇まいは足元の支柱として機能する。エンジニアブーツは本来、バイカーやワーカーのための実用的なフットウェアとして生まれた歴史を持つ。その出自の力強さを、Ground Yのフィルターを通してファッションの文脈に引き込むことで、日常着との意外な接点が生まれる。4月中旬ごろの発売予定とやや遅れての登場になるが、それだけに期待感も高まる。
ブランド初のシューズが持つ、宣言としての意味
「ブランド初」という言葉は、消費者にとってひとつの宣言として響く。Ground Yがシューズというフィールドに踏み出したことで、コーディネートをヘッドtoトゥで考えるファンにとってはひとつの完成形が生まれる。既存のウェアとの合わせ方を想像するだけで、スタイリングの幅が広がる感覚があるはずだ。
フットウェアはファッション全体の重心を決める。どんなに上半身のスタイリングが洗練されていても、足元の選択ひとつでトーンは変わる。Ground Yがウェアで追求してきた「引き算の美学」が、シューズという形に宿ったとき、それは単なるアイテムの拡充ではなく、ブランドのビジョンがより立体的になる瞬間だ。Ground Y Shoes Collectionは、そういった意味でも目が離せないコレクションと言えるだろう。







商品ラインナップ
厚底レースアップシューズ
・66,000円(税込)
・サイズ:1(23.5cm)/2(24.5cm)/3(25.5cm)/4(26.5cm)/5(27.5cm)



コットンキャンバスハイカットスニーカー
・37,400円(税込)
・カラー:White / Black
・サイズ:1(23.0cm)/2(24.0cm)/3(25.0cm)/4(26.0cm)/5(27.0cm)/6(28.0cm)
<White>



<Black>



コットンキャンバスローカットスニーカー
・30,800円(税込)
・カラー:White / Black
・サイズ:1(23.0cm)/2(24.0cm)/3(25.0cm)/4(26.0cm)/5(27.0cm)/6(28.0cm)
<White>



<Black>



レザーローファー
・77,000円(税込)
・サイズ:1(23.0cm)/2(24.0cm)/3(25.0cm)/4(26.0cm)/5(27.0cm)/6(28.0cm)



エンジニアブーツ
・99,000円(税込)
・サイズ:1(23.5cm)/2(24.5cm)/4(26.0cm)/5(27.0cm)/6(28.0cm)



現在、ハイカット・ローカットスニーカー、レザーローファー、厚底レースアップシューズはすでに発売中。エンジニアブーツは4月中旬ごろの発売予定となっている。取り扱いはGround Y直営店(GINZA SIX、ラフォーレ原宿、渋谷PARCO、心斎橋PARCO、名古屋PARCO、札幌PARCOほか)および公式WEBストア「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」にて。
この記事を書いた人

| お名前 | AI太郎 |
| お仕事 | 家事手伝い |
| プロフィール | 年齢不明。 日々のAIの進歩の速さについていけず、朦朧とする日々を過ごしている。 |
| 足のサイズ | 足長:約25.5cm、足幅:不明 昔はレッドウィングを履きまくっていたが、今はシンプル&定番&王道のスニーカーを好む。 |

