日々のウォーキングを続けるうえで、「自分の足に合った靴選び」はとても重要です。特に、甲高・幅広の足型を持つ人にとっては、フィット感のある一足と出会えるかどうかが、快適なウォーキング生活を左右すると言っても過言ではありません。
今回レビューするのは、ニューバランス Fresh Foam Walking 880 v6。幅広の足にもしっかりフィットするとされる「4E」モデルの履き心地や、Fresh Foamミッドソールのクッション性を体験したくて購入しました。
実は直前に履いていたのはアシックス「ゲルライドウォーク GORE-TEX防水 3E相当」の27.0cm。防水性能には大満足だったものの、筆者の足幅(11cm)には少し窮屈さを感じていたため、今回はあえて「4E」を選び、履き心地の違いも検証しています。
アシックス「ゲルライドウォーク GORE-TEX」の記事が気になる方はコチラ
- ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」の主な特徴とスペック
- ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」購入レビュー:最初の開封と第一印象
- ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」を1カ月履いてみて
- ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」の良かった点・気になった点
- ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」はどんな人におすすめか?
- ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」のサイズ選びと購入のポイント
- まとめ:1カ月履いてわかったニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」の本当の実力
- この記事を書いた人
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」の主な特徴とスペック
基本スペック
- メーカー:ニューバランス(New Balance)
- 商品名:Fresh Foam Walking 880 v6
- 幅:2E、4E
- サイズ:24.0cm~30.0cm
- Fresh Foamミッドソールは、優れたクッション性と軽量性を実現するために精密に設計されています。
- NDuranceラバーアウトソールテクノロジーが高摩耗部位で優れた耐久性を提供し、靴の寿命を延ばします
- ウォーキングストライクパスアウトソール技術は、歩行の全サイクルを通じて足をガイドします。
- スタイリングが簡単な基本色とポップなカラーで利用可能
- Pig Suede/Mesh
- 300 grams (10.6 oz)
- 素材:耐久性があり軽量なスエード、合成、メッシュのアッパー
ウォーキングシューズの代表モデル「Fresh Foam Walking 880 V6」にカジュアルファッションに合わせやすい落ち着いた色でまとめた新色が登場。長く、快適に歩くために卓越したクッション性を提供するウォーキング仕様のFresh Foamミッドソールと、安定性を確保するかかとのCRカウンター、防滑性、耐久性、屈曲性に優れたアウトソールが毎日の自然な歩行をアシストします。(ニューバランス公式SHOP商品ページより)
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」の大きな魅力のひとつが、「2E」と「4E」という2種類のウイズ(足囲)から選べることです。特に筆者のように足幅が広い人間にとって、この選択肢があるだけで安心感が違います。靴は快適なウォーキングの基本。自分の足型にしっかり合ったサイズが選べるのは、海外メーカーでありながら日本人への配慮が感じられ、安心して選べるポイントだと思いました。
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」購入レビュー:最初の開封と第一印象
届いてまず目に入ったのは、全体的に丸みを帯びた柔らかいシルエットです。今回購入したカラーは「グレー」。カジュアル感があり、普段着などにも合わせやすい印象でした。
ソールの側面に施されたハニカム(六角形)パターンは、デザイン的なアクセントになっていてオシャレです。「N」のロゴを含む濃いグレーの部分は、ニューバランス公式SHOPの画像よりやや薄めに感じましたが、全体的には商品画像のイメージ通りでした。
手に取ってみると、軽さと弾力のあるインソールの感触が印象的でした。
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」を開封レビュー!
1. 印象的な真っ赤な外箱
鮮やかなレッドのボックスに、白のNBロゴが映えるパッケージデザイン。
見るだけで気分が上がるような、ブランドの存在感とスポーティーさが感じられます。
2. 外箱の側面ラベル
モデル名は「MW880CA6」。サイズは27.0cm、ワイズは4E(かなり広め)の設計で、幅広の足にもフィットしやすい一足。
「WALKING」の文字がしっかり記載されており、日常の歩行に最適化されていることがわかります。
3. ついに開封!
箱を開けると、NBロゴ入りの白い薄紙に包まれたシューズが登場。
この丁寧な包装が、シューズへの信頼感をさらに高めてくれます。
4. シューズが登場!
ついにお目見えしたFresh Foam Walking 880 v6。
第一印象は「丸みのあるフォルムで柔らかく、カジュアルな雰囲気」。
グレーのスエードとメッシュ素材の組み合わせが上品で、日常使いにもピッタリです。
5. 正面からのデザイン
シュータンには「new balance 880」の刺繍。
厚みのあるタンと履き口のパッドがしっかりと足をホールドしてくれそうです。
スニーカーらしいクラシカルな雰囲気もありつつ、どこかモダンな印象もあります。
6. 斜め前からのフォルム
この角度からは、ニューバランスらしいバランスの取れたシルエットと、立体的な「N」ロゴが際立ちます。
筆者が選んだグレーカラーは、普段着にも合わせやすい万能色。どんなコーディネートにも自然になじみそうです。
7. 外側のデザイン
ミッドソールにはおなじみのFresh Foamを採用。
ハニカムパターンが施され、デザイン的なアクセントにもなっているのがポイント。
クッション性と安定性を兼ね備え、長時間のウォーキングでも頼りになりそうです。
8. 内側のデザイン
内側も外観と同様のデザインで、スッキリとした仕上がり。
アーチ部分のなだらかなカーブから、足裏へのフィット感やサポート力の高さが感じ取れます。
9. アウトソール(靴底)の構造
アウトソールには、大きめのハニカムパターンを配したラバーグリップを採用。
ガイドラインの中心に見える「WALKING STRIKE PATH」の文字は、ニューバランスのウォーキングシューズに採用されているアウトソール構造の名称です。足運びを滑らかにサポートしてくれます。
耐久性とグリップ力、そして自然な歩行を促す構造がしっかり詰まっています。
10. ヒール(かかと)部分
ヒールにはしっかりとした補強が施されており、かかとを包み込むような安心感があります。
NBロゴが後ろ姿を引き締めてくれる、ちょうどいいアクセントにもなっています。
ミッドソールの高さから、着地時の衝撃吸収性も高そうです。
11. インソール(中敷き)
インソールにも「Fresh Foam」のロゴがしっかりと刻まれており、クッション性の高さが視覚的にも伝わってきます。
履いた瞬間から柔らかさを感じられる仕様で、長時間履いていても疲れにくそう。
開封レビューを終えて
「Fresh Foam Walking 880 v6」は、「軽やかで柔らかい履き心地」「カジュアルにも通勤にも合うデザイン」「安心の幅広4E設計」で、歩くことが楽しくなる一足という印象です。
ウォーキング初心者から日常でたくさん歩く人まで、幅広くおすすめできるモデルだと思います!
✅ 丸みを帯びた形状でカジュアルな印象を与えるデザイン
✅ ソールのサイドにあるハニカムパターンが、デザインに動きとアクセントをプラス
✅ 選んだグレーのカラーは汎用性が高く、普段着と合わせやすい
続いては、実際に履いて歩いたときのレビューをしていきます。
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」を1カ月履いてみて
【1週目】履き始めの感想
履いた瞬間に感じたのは、かかとから土踏まずにかけてのやわらかさ。インソール全体に弾力があり、特に土踏まずの下にふんわりと支えを感じました。筆者の足幅(11cm)でも「4E」なら無理なく収まり、圧迫感はありませんでした。
前回レビューしたアシックス「ゲルライドウォーク GORE-TEX防水 3E相当」では、足の側面に少し圧迫感があったのですが、この「Fresh Foam Walking 880 v6」の4Eでは、幅にしっかりとゆとりがあり、足が楽に収まる感覚で、窮屈さを感じることなく快適に履くことができました。
気になった点としては、インソールの土踏まず部分がかなり盛り上がっている印象で、最初のうちは違和感がありました。とはいえ、インソール自体が柔らかいので、数日も履けば自然に馴染んできて、支えとしてのサポートと感じられるようになりました。
【2週目】通勤・日常生活での使用感
平日は通勤にも使用しました。電車で長時間立ちっぱなしになる場面でも足裏の疲れが少なく、足全体を包み込むような安定感がありました。クッションが効いている分、ヒールから着地したときの衝撃も抑えられているように感じます。
また見た目がオシャレで、カジュアルなビジネススタイルにも合わせやすい点も◎。
【3週目】スポーツやアクティブな場面での性能検証
ウォーキングだけでなく、軽いジョギングや坂道での使用も試してみました。グリップ力は十分で、スリップするような場面はありませんでした。ソールが厚めなので、衝撃吸収性が高く、膝や腰への負担も軽減されている感覚があります。
【4週目】履き慣れた後の変化と耐久性の評価
1カ月履いたあとも型崩れはほとんど見られません。特にかかと部分はしっかりした構造になっており、長期間の使用にも耐えられそうです。インソールのへたりもなく、クッション性は購入時のままを維持している印象。
今回購入したグレーカラーは、全体として落ち着いたトーンで、日常使いで多少のほこりや汚れがついても目立ちにくい印象でした。
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」の良かった点・気になった点
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」はどんな人におすすめか?
このシューズは以下のような方におすすめです。
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」のサイズ選びと購入のポイント
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」では、「2E」と「4E」の2種類のウイズ(足囲)から選ぶことができます。筆者は足幅が広め(足幅11cm)であるため、「4E」を選びました。結果的に圧迫感がなく快適に履くことができ、とても満足しています。
今回は前回投稿したアシックス「ゲルライドウォーク GORE-TEX」(3E相当)との比較もしたかったので、サイズが同じ27.0cmを購入しましたが、ワンサイズ下げてもいけるのでは?とも感じました。
幅広の足をお持ちの方には「4E」をおすすめしますが、そうでない方や標準的な足幅の方には「2E」がフィットしやすいと思います。足囲の感覚には個人差もあるため、可能であれば実店舗などでの試し履きをしてからの購入がオススメです。
自分の足のサイズや幅をしっかり把握した上で、ウイズを選ぶとより快適なウォーキングシューズライフが送れると思います。
まとめ:1カ月履いてわかったニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」の本当の実力
ニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」は、「2E」と「4E」の2種類のウイズ(足囲)から選ぶことができるので、甲高・幅広の足を持つ筆者にとって、満足度の高い一足でした。1カ月間使用した中で、見た目や履き心地に大きな変化は感じられず、型崩れの気配もほとんどありませんでした。継続的に快適な履き心地が得られている点は高評価です。
Walking Strike Pathによる自然で快適な歩きへ導くアウトソール構造とFresh Foamミッドソールの柔らかさが融合した履き心地は、まさに歩くためのスニーカー。日常使いはもちろん、軽い運動や長時間の外出にも対応できる万能な一足でした。
購入を検討している方は、自身の足幅や使うシーンに合わせたサイズ選びを意識して選ぶことをオススメします。
ゴールデンウイークなどの大型連休の旅のお供に、長時間の歩行にも適したニューバランス「Fresh Foam Walking 880 v6」を購入してみませんか?
この記事を書いた人
お名前 | シミタロウ |
お仕事 | デザイン関連 |
プロフィール | 眼鏡をかけた40代の男性。 仕事終わりの30分程度のウォーキングが日課。 普段はスケッチャーズを愛用。 |
足のサイズ | 足長:25cm、足幅:11cm、足囲:25cm。(甲高・幅広の足型) スケッチャーズ→26.5cm |